GSCとGA4のデータは公式のコネクタを通してBigQueryに保存することができますが、その日付データのタイムゾーンはどちらも日本時刻ではありません。
日本時刻への変換の仕方を記載します。
Google Analytics4 のタイムゾーン
event_timestamp列の値は、世界標準時(UTC) が採用されています。1 ロンドン時刻です。
このタイムゾーンを変更することはできません。
event_date列は、GA4プロパティのレポート用タイムゾーンなのでユーザが変更することができます。GA4にて「設定」>「プロパティ」>「プロパティの詳細」からタイムゾーンを設定できます。ここは日本時刻に設定推奨です。
日本時刻への変換方法
SELECT
DATETIME(TIMESTAMP_MICROS(event_timestamp), 'Asia/Tokyo') AS date_time
FROM `your_project.your_dataset.your_table`
WHERE _TABLE_SUFFIX = '20250101'
このコードの2行目のように、DATETIME関数を使用してevent_timestamp列を日本時刻に変換することができます。
ちなみに_TABLE_SUFFIXは、GA4プロパティで指定したタイムゾーンに基づいています。2 なので日本のタイムゾーンに設定していれば問題ないです。
Google Search Consoleのタイムゾーン
data_date列の値は、太平洋時間(PT) が採用されています。3
このタイムゾーンを変更することはできません。
PTとは?
アメリカ西海岸(ロサンゼルスとか)で採用されている時間のようです。
厄介な点としては、夏時間と冬時間があるので季節によって1時間ずれます。
- 冬(11月~3月):UTC-8時間(PST)
- 夏(4月~10月):UTC-7時間(PDT)
夏であれば、PTに17時間を足すことで日本時刻になります。冬は16時間です。
日本時刻への変換方法
残念なのですが、GSCのdata_dateフィールドに時刻を含まないので、正確に日本時刻へ変換することは不可能です。ざっくりと計算するしかありません。
例えば、日本時刻での1月1日 0時〜24時は、GSCでは12月31日 8時 〜 1月1日 8時で記録されます。
なので日本時刻での1月1日のGSCデータを知りたい場合、data_dateフィールドにて66%の確率で12月31日、33%の確率で1月1日のデータとして記録されていることになります。
ですが大抵のwebサイトは深夜や朝ではなく、夕方〜夜にかけてのユーザが多いと思います。そのため確率は半分くらいになるのではないでしょうか。
難しいですね。 とりあえず、日本時刻のデータを取りたいときは前日も検索に含めて考える というのが良さそうです。
“The time (in microseconds, UTC) when the event was received by Google Analytics.” Google Analytics Help - BigQuery Export schema ↩︎
“Updates to the tables that are created as part of BigQuery Export are governed by the time zone of the Analytics property from which data is being exported.” Google Analytics Help - BigQuery Export ↩︎
“data_date: The day on which the data in this row was generated (Pacific Time).” Google Search Console Help - Search Console BigQuery Export schema ↩︎